トルコの最大の鉄鋼輸出先、輸入先とは

今現在トルコが面している経済問題の最大の課題は、経済発展に伴う貿易赤字の拡大だそうです。
トルコは鉄鋼の生産、輸出も盛んで、2010年には世界鉄鋼メーカーランキングにトルコのメーカーが5社も入ったほどです。
トルコの鉄鋼業は内部での需要と輸出の増加により、ぐんぐんと成長を遂げている部門です。

もともとはEUへの鉄鋼の輸出が多くを占めていたのですが、経済危機以来その輸出は減少しています。
代わりに今輸出先として大きな地位を占めているのが、復興に大忙しなイラクやロシアとなっています。
しかし、あまりにも輸出先を中東に依存していたため、大きなプロジェクトが減速するとてきめんあおりを受けてしまい、苦しい状態になることもあったようです。

鉄鋼は輸出だけではなく、輸入することもあり、その輸入先の大半を占めるのが中国です。
この中国から輸出される鉄鋼は一時的にかなりの値下がりをし、野菜の値段よりも下がっていると言われた時期もあり、トルコが中国の輸出鉄鋼による経済的ダメージを懸念していたほどです。
まだまだ今後もトルコの鉄鋼業は伸びていくのではないかと思われますが、今後の経済政策次第で、輸出先はいろいろと変わってゆくのではないでしょうか。

トルコの中心、イスタンブールで繰り広げられる政治的テロ

イスタンブールは、トルコで最も大きな都市で、観光地としても人気が高い都市です。
そして、政治の中心でもあります。
ここ最近トルコではイスタンブールでの政治的テロが相次いでいました。
選挙が終了したにも関わらず、次期政権の枠組みなどがうまくまとまらなかったからです。
政治に空白期間があるというのも前代未聞です。

その後無事に新大統領が決定したものの、結局前大統領の公約に沿った内閣政策しか出ませんでした。
最低賃金の引き上げ、年金額の引き上げ、失業者への補助金の拡充等のばらまき政策中心です。
国民にとってはありがたいことなのですが、為替などのマーケットを見る側にとってはとても残念な内容だったようです。
そのためトルコリラ自体はどうも下がっていきそうということ。
それでも日本円に比べると随分と金利が高いのは否めないので、投資先として魅力があるというのは変わらないのですが・・・。

新大統領が決定し、政治的テロなどは沈下の様相を見せています。
テロに悩まされていたイスタンブール自体は落ち着きを取り戻しつつあります。
しかし、今後はばらまきによる予算不足に直面してしまいそうなので、マーケット側からの見方はまだまだ冷え込んでいるようです。

トルコについて興味を持った方、URLはこちらです。

トルコのインフレと政策金利と連立政権の関係

政策金利が2015年11月で7.5%という高金利を誇るトルコリラ。
なぜ政策金利がそれほどまでに高くなるのでしょうか。
それには、インフレが大きく関係しています。
インフレ率が高く、政治情勢が不安定な所ほど、その緩和のための政策金利が高くなります。
高い金利が魅力、でもそれもいつまで続くのかは分からない。
明日突然大変なことになるのかもしれない。
つまり、そのような通貨に投資するということは、ハイリスクハイリターンとなるのです。

トルコでは、今回の総選挙で連立政権が樹立されなかったことにより再び選挙。
何度も選挙が続くトルコ国内の政治的情勢は当然不安定です。
11月の再選挙を経てもともと強かったAKPが過半数を取り戻したため、連立政権を訴える必要はなくなりました。
一次的な政局の安定を見て、トルコリラ自体はやや勢いを取り戻したものの、まだまだ先行き不透明との見方が強いです。
現状として、インフレ率もどんどん高くなっています。
2015年度末のインフレ率は7%にもなろうと予測されています。
連立政権がスムーズに樹立されれば、トルコリラ自体も安定するのでは、という期待がありましたが、今回の選挙の結果ではなかなか厳しいようです。

トルコは今、スワップポイントのランキング何位か

トルコリラを取り扱う証券会社はどんどん増えています。
それでもまだまだ少ない今がトライのしどころです。
一時期に比べ随分と政策金利自体が下がったとはいえ、スワップポイントのランキングでいけば、まだまだトップを独走中です。
2015年の12月の時点で、政策金利7.5%。
次点が南アフリカのランドで6.25%です。
日本は0.1%。
日本においては、当然トルコはスワップポイントランキングではトップですよね。
そして他国においてもやはりトップなのです。

ちなみに、スイスフランなどはマイナスに転じています。
ですから、本来はスイスの人がトルコリラを買うと、そのスワップポイントが一番大きくなるのです。
つまり、一番儲けが出るということですね。

しかし、このランキングトップにずっと君臨できるかどうかは、国の情勢や政策にかかっています。
今現在トルコは経常赤字とインフレに悩まされています。
選挙を経て政権の動きも変わり、ばらまき政策が始めると一時的には政策金利が落ち、スワップポイントのランキングが下がるかもしれませんが、それも長くは続かず、やはり政策金利を上げることで景気の回復を図るだろうという予測です。
リラが安くなったからと慌てず、様子を見ながら売買をすると結果として損失が少なくなります。
急いてことを仕損じないようにしましょう。

FXのファンダメンタルズ分析の際に聞く、高金利通貨とは

日本の経済が先行き不安定になったあたりから、どんどん行う人が多くなってきた株や海外投資。
FXもその1つです。随分と身近になってきたFXという言葉ですが、何をどうしたらいいのか、ということまでは実際に手を出すまではよく分からないのではないでしょうか。
FXはいわゆる投資ですから、その動きをきちんと予測しないと思うような結果が出ないことがあります。

その予測をするためには分析が必要なのですが、その時に見なければいけないのがファンダメンタルズです。
これは日本語に直すと経済の基礎的条件、つまり、景気やその国の経済活動を指します。
これがお金の流れを決めるのです。
FXについて学び始めると、トルコリラのような高金利通貨の話を耳にすると思いますが、なぜ高金利通貨が存在するのかという理由までは思いが及ばないかもしれませんね。

これは各国の政策金利の差によるものです。
例えば日本は1パーセント程度ととても低いのですが、話題のトルコは7%超えです。
FXでは、この差を利用して儲けることが可能なのです。
このような経済的な条件を見ながらFXの動向について分析することを、ファンダメンタル分析と言い、中長期的な為替相場の予想のためにかなり役立っているのです。